物流コストを算定するには

実物の商品を売買するすべての会社にとっては、物流コスト削減は、利益を上げるために必然的な要素です。
とりわけ中小企業にとっては物流コストが全コストに占める割合が大きく、また売り上げの額面規模も少ない場合がほとんどなので、物流セクションの効率化が会社の生き死にを分けることにもなります。
物流コストを削りたいとは言っても、目に見える部分だけを削っていてもそれで解決するような話ではありません。
物流とは言っても、物を運ぶだけではなく、梱包にかかるお金、梱包材の費用、倉庫代、荷降ろしにかかるお金などなど、複数の要素が複雑に絡み合っています。
ですので物流コストの計算はそれらの要素をすべて網羅した、複合的な形になります。
物流コストの計算方法を順を追って解説しましょう。
まず最初に行わなければならないのは、どれだけ物流にお金がかかっているのかを大枠でとらえることです。
すべての費用を一度に取りまとめても、ダメです。
日々コストは発生していますから、すべてのコストの計算は無意味であることが分かると思います。
まずは帳票や伝票から、期間を区切って帳票や伝票から人件費、配送費、保管費などを簡単でよいので集計します。
自分の会社内で社内を移動するときや保管にかかわる経費の計算は、実費ではなく、どれくらいかかるのかをおおよその概算でいいので出します。
外部に支払った費用は実費で計上してください。
次に、実際の損益計算書を使って物流コストを計算します。
ここでは具体的に物流にかかわった人がどれだけいて、どれだけの費用がかかったのかを帳簿を参照して把握します。
物流担当者の数、物流に使った車両の数、物流にかかわる倉庫面積など、それらのデータをまとめます。
それが終了したら次は物流における実作業ごとのコストを把握します。
たとえば、受注や入荷、入庫、検品、ピッキングなどの作業項目を作成し、個人別の作業時間と作業面積を算出しコストを出します。
こうして出されたコストを、さらに、商品ごとのそれぞれのコストに区分し、それぞれの詳細を把握します。
物流コストの記入方法ですが、まず費用の項目を分けます。
大きく分けると、人件費、配送費。
保管費、データ処理費などしょうか。
それらの項目それぞれに、費用項目をつけていきます。
人件費であれば、社員、アルバイトでわけで記入し、配送費なら、運賃、センターフィー、車両費、車両維持費、保管費なら支払い保管料、支払い作業料、梱包費、倉庫費などの費用項目を入れて、それぞれに費用を記入していきます。

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